冬、お風呂の窓を開けるとカビが生えるの??の補足です。

 他のSNSやテレビでお風呂から出たら壁に水を掛けて冷やす様に説明しているケースが有ります。

 その理由として温度差を無くして結露を防ぐ・この事は前回も説明して様に間違いです。

 もう一つの理由として、温度が低いとカビが生えづらいからと言った説明です。

 確かにカビが生える要素として温度・栄養・水分が有ります。

 しかし、この三つは同等で無いのです。

 冷蔵庫に入れておいたのにカビが生えたケースって有りますよね。

 又、カビはかなり原始的な生物の為それこそ埃でさえ餌にして生育します。まして、浴室内は体から出た垢やせっけんカス等のカビにとっては栄養の宝庫でも有るのです。

 最もカビの増殖を防ぐには乾燥が一番です。

 私は生物学者では無いのですが感覚で言わせて貰うと温度0.1%、栄養0.1%、水分99.8%と言った感じです。

 又、カビは適度に湿っているとより生え易く、びちょびちょに濡れていると意外に生えづらくなるものなのです。

 更に浴室内はすでに生えているカビの胞子が漂いそして結露で湿った壁に付着しやすい状態となるのです。

 ですから、例え夏でもお風呂から出たら温かいシャワーで壁に付いた結露とカビの胞子とせっけんカス等を洗い流して壁を温める事によってより早く壁を乾燥させることがカビを生えづらくする事に繋がるのです。

 食器も水で洗うよりもお湯で洗った方が早く乾きますよね。

 

 それから、前回も書いたように浴室のドアを開けて、脱衣所の戸も開け一晩中換気扇を回しっぱなしにすれば、翌朝、浴室の床がからからに乾いている筈です。

 


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 足立区耐震診断士・一級建築士 遠藤誠


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